Acckyです。
僕の楽曲のドラム見直し記事。
今回はスネアの後編です。
前回はスネアの音色の選び直しと余韻の調整を行いました。
ここからプラグイン処理に入るのですが、ここでもアドバイスを頂きました。
『スネアはトップとボトムを分けて処理できるようにしよう。』というもの。
スタジオに持ち込みした時は、プラグインからパラアウトしてスネアを1つのAUXトラックに出力していましたが、今回はトップとボトムを分けて出力するようにしました。
画面はTOONTRACKのSUPERIOR DRUMMER2.0です。
MIXER画面を開き、OUTPUTを右クリックして出力したいチャンネルを選択
ProToolsのミックス画面でAUXトラックを作成し、I/Oエリアの入力部分をクリック>プラグイン>SUPERIOR DRUMMER>先ほど選んだチャンネルを選択
スネアトップはS3/4、ボトムはS5/6に設定して、それぞれの音を個別に編集できるようにしました。
そして2つのAUXトラックをもう一つのAUXトラックにまとめてスネアの最終アウトプットに。
そして2つのAUXトラックをもう一つのAUXトラックにまとめてスネアの最終アウトプットに。
この2つのトラックについて頂いたアドバイス。
『トップ部分に140Hz付近をブースト、ボトム部分は余韻をもう少し調整してみよう。』
『トップ部分に140Hz付近をブースト、ボトム部分は余韻をもう少し調整してみよう。』
トップのEQはこのようにしました。
140Hz付近を上げることで音の重さ、5kHz付近でアタック部分を強調するようにしました。
140Hz付近を上げることで音の重さ、5kHz付近でアタック部分を強調するようにしました。
今、改めて記事を書きながら聴き直してみると、ゲート無しの場合はトップの音よりもボトムの余韻が長く、トップで強調したアタック部分が感じにくいように聴こえました。
スネアのBUSトラックについてはEQで3.5kHZ付近を緩やかにブーストし、コンプでアタックの調整をしてみるようにアドバイスを頂きました。
Thresholdを少しだけ下げ、アタックタイムも短く設定。
これでさらにアタック部分が強く感じられるようになりました。
Thresholdを少しだけ下げ、アタックタイムも短く設定。
これでさらにアタック部分が強く感じられるようになりました。
今回のスネアの処理が終わった状態はこちらです。
前回のBeforeはこちら。
いかかでしょうか。
スネアが力強く前に出てきているように聴こえるのではないでしょうか。
飛澤さんからアドバイスを頂いた当時と、今、記事を書きながら改めて感じるのは、僕は音に対して鈍感というか、しっかり聴けていないんだな…という点。
また、音が立ち上がってから消えていくまでの間をどのように鳴らしたい(聴いてもらいたい)のか、という部分もイメージが弱いんだな…と。
すみません。
全体のまとめっぽい語りになってしまいましたが、このコーナーはまだ続きます!
次回はレクチャーの最後、ベース編です。
それでは、また!