Acckyです。

前回に続き、僕の楽曲のドラム見直しについての記事です。
今回はスネア編です。

現在のミックスの悩み
『低域がモヤッとして、リズムがしっかり聴こえてこないミックスになってしまう』

まずは前回のおさらいで、キックを直した状態はこちらです。

スネアの音色は、Superior Drummer 2.0 の N.Y. -AVATAR から、6.5x14” Ludwig Black Beauty を使いました。
SD2.0_1

ここで頂いたアドバイスは、
『音色がさっき言っていたイメージと合っていないね。他の音色を試してみようか。』
でした。
手持ちの音源から1つずつスネアを鳴らして確認。
差し替えは、同じくSuperior Drummer 2.0 の N.Y. AVATAR から、6.5x14” Slingerland 70’s を使いました。
先ほどのLudwigと比べて、カチッとした音色に変更です。
SD2.0_2

続けて、
『余韻を調整して使おうか。ちょうど良い所と感じる所までやってみよう。』
とのアドバイスを頂きました。
早速、Superiorの画面でスネアの余韻を調整。
ご存知の方も多いかもしれませんが、CONSTRUCT画面の右側、“Envelope”エリアで各パーツの調整ができます。
手順としては、調整したいパーツを右クリックして青反転させた後、Envelopeエリア右上の四角いボタンをクリック。するとこのボタンが青くなり、設定が音に反映されます。今回は余韻 (Release) の値を変更し、339msに変更しました。
SD2.0_3

こうすることで元々鳴っているリバーブ部分をカットし、音の存在感を調整しやすくできますね!
(これでスネアにリバーブを掛けたら、さらに音が遠くなってしまうという事ですね…
今回持ってきた音源は、まさにこの ”音が遠くなる” 状態になっていました。)

ここまでの変更で、かなりスネアの音がグッと前に出てくるようになったと感じました。
特に余韻の調整についてはスネア以外でも効果があると思いますので、皆さんにも試してほしいです!

そしてスネア編ですが、この後に書きたい内容が今回と同じぐらいのボリュームになりそうなので、次回に続きます。

今回のまとめとしては、
・自分のイメージに合う音色をしっかり選ぶ
・音のトランジェントを意識 / 調整する (今回は余韻)
でした。

それでは、また更新します!