Acckyです。
今日はこの間のブログで書いた、飛澤さんに音源をチェックして頂いた日の事について。
当日、僕が飛澤さんから教わった事から気付き、感じた事を書いていこうと思います。
ではでは、さっそく始めます…
制作環境
PC : MacBook Pro (15インチ)
Audio I/F : UNIVERSAL AUDIO Apollo Twin
Headphone : SHURE SRH1540
Mic : Violet DESIGN Black Knight
Fader : PreSonus FaderPort
昨年末、WindowsからMac環境に移行したのですが、当日は自分の環境を全部持ち込みました。
写真だとコンパクトですが、アダプターやら外付けHDDやら入れていく内にリュック、カバン、カバン…的な。飛澤さんも『だいぶ大荷物で来たね〜』と言っていました笑。
マイクとマイクプリ
セッティングが終わり、飛澤さんに質問を交えながら作業を進めていきました。
今回導入したApollo Twinにはプラグインのマイクプリが2つ付いていたので、Apolloの素通しとプラグイン2種、どれが良いのか声を出しながら一緒に確認して頂きました。
ここで頂いたアドバイスとしては、
『アッキーの声は歪みっぽいので、録音する時はナチュラルに録れる設定が良いよ』でした。
もともとプラグインを設定した状態で持って行きましたが、今回はバイパスして作業を進めることにしました。
今後は自分の声をもっと研究して、プラグインを掛ける/掛けないも試してみようと思います…!
ボーカルディレクション:オケと一体化する歌い方とは?
続けて、現在作成中の音源をチェックして頂きました。
ここでコメント頂いた点は、
『全体的にオケの変化とボーカルが噛み合っていないね。例えば、Bメロでギターが入ってきた後も歌がAメロのニュアンスだったり。歌詞の内容とオケに合った歌い方を考えてみようか。』
チェック頂いた時のAメロ、Bメロ部分はこのような感じでした。
確かに今聴いてものっぺりと平坦ですね…
この後、歌詞カードを見ながらAメロ、Bメロの繋ぎを中心に飛澤さんとディスカッション。
『例えば"届かないほど"ってどんな風に?こんな感じじゃないかな?』と、二人でアカペラで再現してから録音をしてみるということを繰り返していきました。
当日の最終テイクはこちら
個人的には歌の雰囲気がだいぶ楽曲に合ったと思いますが、いかがでしょうか。
ここまでに僕の中で何が起こっていたのか、回想してみると…
ディレクション前:『ピッチは大丈夫だろうか、リズム、発声は…』など、考えながら歌っていた。
ディレクション後:『無』というかなんというか。技術的な事は忘れて歌っていたと思います…。
後半、飛澤さんから
『なんだ、アッキーできるじゃん!その感じだよ。まだまだ粗いけど、最初のテイクと比べたら雲泥の差だよ。』
と言って頂いて、嬉しかったと同時に、今までずっとモヤモヤとしていた様々な不安が晴れていく感じがしました。
音楽は自由でOK!
歌を録り終え、当日の音源をレビューしながら話していた事。
『アッキー、後半楽しかったでしょ?それでいいんだよ。もっともっと自由に表現してみなよ。』
正直な所、ここまで来るのに色々と悩んでいた時期がありまして…
音源をチェックして頂いた結果、ある意味で自分に対して諦めというか、"やっぱりダメだった…"となってしまうのではないか、と不安の方が大きかったです。
でも、作業中に飛澤さんから掛けて頂いた言葉の一つ一つが、そんな不安から僕を解き放ってくれました。
今回の作業を通じて、この楽曲が伝えたい事、自分が表現したい事は何なのか、もっと突き詰めてみたいと感じています。
そして、その試行錯誤もこの制作日記で残しながら進めていきたいと思っています…!
飛澤さん、お忙しい中ありがとうございました!