Acckyです。
好評のうちに終了した、Rock oN CompanyのMiMセミナー
A/B 2つのコース開催で解き明かす!
飛澤正人の「トラックメイキング X ミックスダウンの深い関連性」
5回目(最終回)のレポートをお届けします。
最終回はA・Bコースともに飛澤さんのFlash Linkスタジオでのクリニック編なので、両コースまとめてレポートします!
コースA・コースB:クリニック編
MiMセミナー最終回は受講者の楽曲について、飛澤さんからアドバイスを行うという講義内容。
4回の講義を経たこともあって、みなさんリラックスした雰囲気で講義が始まりました。
今回は様々なファイルフォーマットで持ち込まれましたが、とあるDAWのデータ書き出し設定によっては他のDAWに取り込まれた時にトラックが意図しないようになってしまう事もあるそうで、経験者の方からフォローがあったりと、受講者同士で協力しながらデータをまとめた所で飛澤さんの環境へインポートされていきます。
チェックを受ける順番も決まり、受講者の作品チェック開始です。
受講者のみなさんもしっかりと質問事項を準備してきていて、飛澤さんのアドバイスを聞きながら、各自の持ち時間を全て使って積極的に質問をしていました。
飛澤さんも、受講者の悩みを理解しながら、ひとつひとつ丁寧に解説をしていきます。
また、アレンジ面や音色の選定ポイントについても話があり、まさにトラックメイクとミックスダウン両方のアプローチで受講者にアドバイスをしていきます。
両コースとも予定時間をフルに使って受講者へアドバイスを行い、当日のセミナーが終わりました。
最後に飛澤さんから各コースの受講者へメッセージが送られ、全5回のセミナーが終了しました。
今回、スタッフとしてセミナーに参加させて頂きましたが、トラックメイキング編、ミックスダウン編ともに、どちらからアプローチをしていっても両者を意識するタイミングがあり、それらを察知してコントロールできるようになっていくことが、作品のクオリティを上げていくためには重要である、ということが伝わるセミナーだったと思います。
受講者のみなさん、飛澤さん、Rock oN Companyスタッフのみなさん、3ヶ月間お疲れ様でした!
お知らせ
今回、飛澤さんのスタジオで作品を聴いてみて、受講者からよく上がっていた感想は『自宅で作業していた時よりも作品の良い部分、改善したい部分がよくわかる』という意見が多かったように思います。
そんなモニター環境のヒントとなる記事のご紹介です。
飛澤さんの公式サイトでボカロシーンに関する対談企画があったのですが、その中でモニタリングに関するお話が載っています。
こちらの方も是非、チェックしてみましょう!
Flash Link Website 『40mp x 飛澤正人 - いまどきのボカロシーンとボカロの音創りを語る -』
また、自分以外の環境にデータを送ったりする時に役立つ"データやり取りの作法"に関しても公開されていますので、こちらも下記リンクからどうぞ!
Flash Link Website 『データやり取りの作法』