Acckyです。
前回に続き、Rock oN Company 渋谷・MiMオフィスにて行われたセミナー
A/B 2つのコース開催で解き明かす!
飛澤正人の「トラックメイキング X ミックスダウンの深い関連性」
2回目にスタッフとして参加してきましたので、レポートをお届けします!
コースA:魅せるトラックメイキング アプローチ [リズム編・後半]
トラックメイク編・第2回目はリズム編の後半です。
MIDI打ち込みのベースについて、プログラム方法・音創り・ドラムとベースの混ぜ方を学びました。
まずは講義で使用するベース音源の紹介から。
受講者も使用率の高かったSpectrasonicsのTrilianを使って、講義を進めることになりました。
今回もテキストが配布され、楽器としてのベース演奏について説明があり、それらをMIDIでどのように表現するのか?という点について話がありました。
今回の題材は、サンプル音源のベースフレーズ。
この演奏をどのようにしてMIDIで作っていくか、ポイントを紹介しながら実践していきました。
ポイントをより理解してもらうため、飛澤さんが持参したベースを弾いたり、受講者にも演奏してもらいながら、しっかりと伝えていきます。
ベースの打ち込みが終わった後は、ドラムとの混ぜ方について。
ベースとドラムを混ぜながら、"リズムパート"としてより磨き上げていくためにドラムの演奏データについても説明があり、グルーブ感をトータルで表現していきます。
最後は質疑応答コーナー。
今回使用したTrilianの音作りや、実際のベースレコーディングの時のポイント、ライブの時のリズムパートについて等、幅広い話題について質問がありました。
ベース、ドラム等の楽器ごとの打ち込みTipsはWebや雑誌でも紹介されることが多いかと思いますが、"リズムパート"としてミキシングも含めて学べるのはなかなか無い機会だったと思います。
コースB:魅せるミックスダウン アプローチ [COMPプラグインの徹底研究]
夜の部、コースBの2回目はCOMPプラグインの徹底研究です。
コースBではコンプレッサーの種類や各パラメータについて、テキストを使って説明する所からスタートしました。
続いて、Wave C-1を例として、コンプレッサーの設定方法について説明がありました。
スレッショルドやレシオなど、ひとつひとつのパラメータについて、音の変化を確認していきます。
コンプレッサープラグインをいくつか紹介しながら、音の違いを確認しました。
FETタイプのWaves CLA-76、VCAタイプのWaves SSL G-Master Buss Comp等が紹介されました。
その後は前回同様、プラグインと実機の聴き比べ。
今回はコンプレッサーの種類として比較を行いましたが、それぞれの種類ごとの特徴はしっかりと確認ができ、プラグインでも再現されていることがわかりました。
コンプレッサーの種類による音の違いを確認した所で、楽器ごとに効果的なコンプレッサーの選び方、設定について確認をしていきました。
楽器単体の効果はもちろん、オケの中に混ざった時の違いも確認していくことで、楽器 x コンプ の組み合わせの良し悪しも学ぶことができました。
最後は質問コーナー。
デジタルとアナログの違いや、講義では使用しなかったコンプも数多く紹介しながら、時間の許す限り、受講者の質問に回答していきました。
以上、セミナー2日目のレポートでした。
次回、Aコースはギター編、Bコースはリバーブ&ディレイプラグイン編です。
受講者の皆様、お疲れ様でした!
お知らせ
本セミナーですが、途中参加OKとの事です。
興味を持った方は下記バナーをクリックして、詳細をご確認ください。